App Store Views / App Units は「インストール率」ではありません
iTunes Connect Analytics で以下のようなハマりどころがあったので共有します(*´ω`*)
- まず、iOS8 以降の端末での情報のみがカウントされます。iOS7 以下の情報を含まないので正確な数字ではありません。
- App Store Views / App Units = インストール率 ではありません
- なぜなら、検索結果から直接インストールすることが出来るからです。それらは、App Store Views には反映されず、App Units だけが増えてしまいます。
- App Usage のセクションの情報は実情に比べて少ないです。
- なぜなら、「アナリティクスによってトラッキングされることを承諾したユーザ」のみがカウントされているからです。
- WebSite からの流入は、ドメインまでしかわかりません。
- 広告などでリンクの貼り方を指定できる場合は、必ず campaign リンクを貼ってもらいましょう。
- App Store 内での検索ワードがわかりません。
- (出来るようになってるって宣言してたのに…)
- 対策は存在しません。
- Searchman などを利用すれば、それぞれのキーワードに対して、ある程度ボリュームを見積もることができます。
その他
- App Units はデバイスによりユニークにカウントされます。
小ネタ
Source 毎のエンゲージメントのトラッキングなどは、App Analytics では特定のリンクとデバイスとの紐付けができないのでかなり不自由です。
Yozio などを使うことをおすすめします。 Yozio は、いい感じにメタデータをつけたリンクを発行できるサービスです。このリンクからアプリをインストールしてもらうと、初回起動時にそのメタデータをコールバックにて受け取ることができます。
Yozio を使えば、Source 毎にユニークなメタデータをつけて、初回起動時に計測ツールと結びつけてやれば OK です。